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カテゴリー「デジタルカメラ」の34件の投稿

2014年4月27日 (日)

Leica Tのイベント行ってきました。

ライカ銀座店で開かれたライカTの発表イベントに参加してきました。
↓カウントダウン

Dsc01228s

ライカTのプロダクトマネジャーのステファンダニエル氏が登壇です。

Dsc01229s

ライカTがアウディのデザインであること、ユニボディであること、等々概要が語られました。その後は河田さん、藤井さんによるトークイベント。

Dsc01231s

こちらは、その後のトライアルセッションでとまどわないようにと、基本的な使い方などが説明されました。

Dsc01232s

顔認識AFなども装備されています。
ということでこの後はタッチアンドトライアル

Dsc01234s

ステファン氏の周りなどにも人だかりができていました。

イベントに参加してわかったこと。

・ライカTはアウディグループのデザインであること
・マウントは完全に新しいマウントであること
 形状見る限りソニーのNEXっぽい雰囲気で、後からフルサイズ対応などもできそうな
 サイズに思えました。
・16GBメモリーを内蔵しており、WiFiでファイル転送可能。これ以外にSDカードも挿入可
・ストラップは穴にカチっとさしこめば固定される。その下の小穴を専用工具で押すと
 リリースできる。
・バッテリーはふたがなくボディの一部とふたが一体になっている。リリースノブを回す
 と一段ポップアップし(この段階では下に向けても落ちない)表面をぽんと押すと
 バッテリーが取り出せる。
・ストロボポップアップはメイン電源スイッチをONの先に回すことで出てくる。
・スイッチは電源スイッチ+シャッター、ダイヤル2個、動画録画ボタンの4つだけ
・背面のタッチパネルで操作。再生ボタンすらない
 (画面を上から下へフリックすれば再生モード)
・MレンズアダプタがM240用のMRアダプタより高いのはなぜかと思っていたが理由が
 あった。このアダプタはMレンズの6bitコードを読み取ってEXIFに反映可能。
 質問したらレンズ補正等は特に行っていないとのこと。
・センサーはローパスフィルターレスです。
 この質問、最初日本人の係員にしたらローパスありとの返答だったのでステファンに
 なんでローパスなんて入れたんだ、と詰め寄ったらそれは間違った説明でローパスは
 入ってないとはっきり答えられた。
・レンズ
 フォーカスやズームリングはアルミ削りだしでトルクもねっとり大きめ。レンズ自体は
 軽く、なんとなくMade in Germanyじゃない雰囲気がした。
・シャッター音
 ライブビューなのにシャッター音はすごく小さい。これはユニボディも効いているとのこと。
 フィルムのMより小さい音だそうです。これはすごくいいです。ソニーのα7などは
 やる気をなくすだらしないシャッター音ですが、ミラーレスでもこんなに行儀のよい音は
 可能ということですね。
・マニュアルフォーカス
 フォーカス拡大はマニュアルフォーカスモードに切り替えないと不可能。M240のような
 フォーカスピーキングがついてないのでフォーカス点がわかりにくい。
 拡大もx3とx6で画面のアイコンをタッチして切り替える。
・ディスプレイの表示ディレイ
 遅めです。NEX-5Rよりはっきり遅いと感じるレベル。M240と同等な感じでした。
・タッチインターフェース
 iPhoneを意識し、フリックやクリック、ピンチアウトなどかなり意欲的な設計。
 画面上のアイコンも並べ替えたり消去や追加が可能。
 2つのダイヤルにも任意機能をアサイン可能。タッチI/Fなので簡単。
 ただし、実装はレベルが相当低い。台湾製のガジェットのタッチI/Fという感じだ。
 iPhoneのようななめらかさ自然さにはとうてい及ばない。
 たとえば、フリックで右から左に動かしたのに、再生コマが左から右に動いたりする
 レベル。反応も遅めでプチフリーズしたりもする。でも日本語フォントはきれいでした。
 画面の表面が指紋防汚処理になっているのか、ちょっとざらっとした感触なのはいい
 のですが、乱反射で画面がぎらついて見えるのがマイナス点です。

その他ダニエルに質問
・M240のフォーカス拡大位置を動かすことはできないか?
 可能で、今ファームを作っている最中とのこと。
・M240に解像度の高いEVF(オリンパスなど)はつかないのか?
 残念ながらハード的に対応できないそうです。

2014年3月16日 (日)

Leica M 240 /Sony NEX-5R /SIGMA DP3Merrill

定点観察(夕暮れ時)です。

Sdim0043ss

NEX-5R

Leica M 240

SIGMA DP3 Merrill

M240とDP3Mはやはりピクセル解像度がすばらしいです。それに比べるとNEX-5Rは見劣りしますね。

2014年3月 9日 (日)

マクロレンズの代わりにDP3 Merrill

Dsc01205s

M240で使えるマクロレンズがほしいと探していたのだが、ふと、シグマfoveonのDP3メリルがマクロ対応していたのを思い出した。次モデル直前からか今は実売価格が下がって4万円台になっている。しかも2月中ならバッテリーが2個余分に付属する期間中なので、購入してみることにした。

DP3Mは50mm/F2.8のレンズでセンサーがほぼAPS-Cサイズなので、焦点距離は35mm換算で75mmとなる。マクロは22cmまで近づけ、倍率は1:3。こちらは35mm換算で1:1.5程度になるので、マクロとしてはそこそこ使える倍率となる。

foveonセンサーについてはいまさら解説もないが、RGB各色それぞれ15Mピクセルの画素数を持つため、センサー画素数は45M、出力画素数は15MということでベイヤーCFのセンサーとは異なり水増しゼロのピュアなデーターが得られる。それに対したとえばベイヤーCFのライカM240はセンサー画素数も出力画素数も24Mピクセルとなる。

早速定点観察でM240と比較してみたが、解像感そのものは15Mの出力でもベイヤー24MのM240と遜色ない感じだ。当初の予測では解像感ではM240があっさり負けるのでは?と思っていたが、さにあらず。M240の場合、D800Eのようななんちゃってローパスレスではなく、ピュアなローパスレスなので、切れ味は通常のベイヤーよりは明らかにワンランク上。それが画像にも現れた結果だ。ただ細部を子細に観察すると、DP3Mの方はモアレも全くなく縦縞などでも全く破綻が見られないので見事と言うほかない。これは50mm内蔵レンズのすばらしさも貢献していると思う。なにしろこのレンズのMTFは、APO-SUMMICRON 50mmASPHレンズと比べても若干上回るくらいのレベルなのだから。

ダイナミックレンジはM240の方が広く高感度ノイズも少ないので、画像ファイルの質自体はM240の方が総合点で上だろう。ノイズ多めのM9との比較ではDP3Mの方があらゆる面で上だと思う。

【画像中央(クリックで拡大)】

Photo

【元画像】

DP3M 50mm/ ISO100 F4

M240 APO-SUMMICRON 75mmASPH /ISO200 F4

2014年2月15日 (土)

シグマ dp quattro

03


シグマがdp quattroを発表した。CP+にも展示があったので見てきた。

・実物は想像よりかなり大きく見える。特に幅が広く見える
・モニターが小さく見える(グリップより向こうにあるのが効いている)
・思ったほど薄くは見えない。やや薄いコンデジより厚い程なので。
・全体的にはとてもかっこいいデザインで、メリルに比べると高級感は圧倒的にアップした。

メリルのセンサーは15MP x 3色 = 合計 45MPであったが、
クアトロのセンサーは 上層 20MP、中層 5MP、下層5MP = 合計30MPである。

つまり、画素数はメリル世代より減っている。特徴は、

・画素数減少でレスポンスアップ
・輝度情報は上層のBでとるが、メリルの15MPから20MPに画素数アップ
  →画素数3割アップ、水平解像度15%程度アップ
・色情報は中層(G)、下層(R)でとるが画素数が15MPから5MPにダウンし、
  画素ピッチダウンによりノイズ減少。

とのこと。

まあでもそううまくいくとは思えない。上層の15MPはB信号をとる層である。
正確には上層(RGB)から中層(RG)を引き算し、Bを得る。
・上層は15Mだが中層は5Mなので、15M分まるまるの解像度は無理。
・B信号で輝度を得るのは非合理的(人間の目はGの比視感度がBの10倍高いため)

また、GやRの信号も画素数の異なる層からの演算になるので、従来メリルでは原理的に出なかった色モアレが出る可能性もある。

そもそも、総画素数が45Mから30Mに減って進化と言えるのかどうかは不明である。

まだサンプルは出てなく、実機は夏頃発売予定とのことだ。
楽しみではあるが、今の内にメリルを捕獲すべきかどうか悩むところだ。

2013年9月16日 (月)

ライカM240のライブビュー液晶表示タイムラグ

M240は撮像素子にCMOSセンサーを用いることで、デジタルMとして初のライブビューを可能にしている。ドイツ人的には、これでも十分先進的な機能を盛り込んだつもりでさぞかし鼻高々といった所だろうが、コンデジ・ミラーレス先進国に住む我が日本人としては、ライブビューの欠点というと液晶表示のタイムラグの悪影響がまず第一に頭に浮かぶのは避けられない。

M240のライブビューは実際便利で、開放の極薄ピントがばしばし決まる痛快さは使ってみないとわからないと思うが、使い始めて直ぐにシャッタータイムラグを気にする動き物体にはM240のライブビューはとても使えそうもないことを体が感じてしまった(かといってM240のライブビューが無用の長物とは全く思っていない)。

ということで、液晶表示のタイムラグを測定してみた。

原理は単純。スマホXPERIAでストップウォッチアプリを使い、それをLVで表示しながら双方の液晶を別のデジカメで撮影した。撮影にはNEX-5Rを用い、ISOを25600まであげ、双方の数字が読める震度を確保できるF8に設定し、シャッター速度は表示をぎりぎり止められる1/250まであげてみた。結果が下記写真である。

Dsc00952


上記写真に写ったM240の液晶表示タイムラグは0.16秒である。何発かシャッターを切った感じでは、0.12~0.16秒位な感じであった。

ちなみに、デジカメラボさんのサイトによれば、他機の表示タイムラグは、

Sony NEX-7        0.03秒
Olympus E-M5   0.03-0.07秒
Nikon J1              0.06秒

とのことなので、M240がかなり遅い部類であることは明白だ。ライブビューのよくしられた欠点に対して、この程度しかケアできていないとなると、やはり残念。あらためてデジタルの分野ではドイツはまだまだ後進国であるなぁ、とはっきりわかる結果であった。

オリンパスを見習って、表示に高速モードと低速モードの選択を用意するのもいいかもしれない。表示タイムラグはマエストロプロセッサが媒介しているためと考えられるが、どうせロクにオートホワイトバランスもとれない程度の中身なのだから、せめて表示速度くらいがんばってみるのも手かも知れない。

まあでもだからといって超コンサバメーカーであるライカが、デジタルとはいえ超コンサバなレンジファインダーの世界に、幾多あったと思われる反対を押し切ってライブビューを入れたこと自体はホントに賞賛に値すると思っているんですよ。ありがとう!

2013年9月 3日 (火)

茅ヶ崎遠征

大好きなサザンが久々に茅ヶ崎でライブをやりました。チケットは入手できなかったのですが、音漏れを求めて茅ヶ崎に遠征しました。

L1000659_1s

Leica M typ240 + Summilux 35mm ASPH
元ファイルへのリンクはここ

2013年8月27日 (火)

M9からM typ240に買い換えると感動する3つのポイント

Dsc00855a_2

ちょっと前に1stインプを書いたM240だが、あれからいろいろ使ってみた結果として、M9ラインを持っている人がM240を買うと感動するであろう3つのポイントをまとめてみた。

・シャッターの感触と音

シャッターのストロークが短くなり2stepになった。押したときの引っかかりもなくなった。シャッターボタンの押し込み感は格段に改善されています。

また、シャッター押したあとのシャッターチャージ音に、M9的な安っぽい間延びしたギヤ音がなくなった。全体的に静かで短く高級感有る音になってます。ポン、ジーという音から、ムギュって音に変わりました。

シャッターまわりは、全体に一皮以上むけた感じに生まれ変わっています。
M8からM8.2になったとき、シャッターチャージ音だけでもM8.2に買い換える意味があるなどと言ってた人もいましたが、私はそれ程の差には思いませんでした。音の傾向も同じでしたし。M8/9からM240への変化は、M8からM8.2なんてレベルじゃないくらい大きく変わっていますよ。未体験の人はぜひお店で体験してください。

・レンジファインダーの精度

M9まではLiveView機能がなかったので、メーカー出荷時のレンジファインダーのコロ調整は少しずれているのがデフォだった(M8もM9も同じ傾向でばらつきなく、少しずれた状態で調整されていた)。

だから両機とも購入後にレンズと合わせて銀座に持ち込んでの調整は必須だったのだが、M240は出荷時からLVとレンジファインダーのピント位置がすごく精度高く合致していて驚かされる。出荷時のコロ調整方法をLV調整に変えたに違いないと確信しているのだがどうだろう。ともかく、M240のレンジファインダーは出荷時から高精度です。

・ファインダーのクリアさ

M240では、LED照明に変えたことで、レチクルを照明するための外光の取り入れをやめています。このためだと思っているのですが、ファインダーの見えがとってもクリアできれい。レチクル自体の表示も前より全然くっきり見やすいのです。

20130831_202045a

この3点がM240の高級感を高めている要因と思います。

2011年7月10日 (日)

ライカM9最新ファームテスト(V1.162)続報

前回、M9の最新ファームを何本かレンズを変えてテストしたが、その続報である。

前回、35mm/F1.4ASPHのみ補正がいまいちだったと書いたが、今回、レンズ指定をマニュアルに切り替えて、いろいろなレンズを指定してみた。35mm/1.4系は、下記3種の指定が可能である。

・1st球面

・ASPHERICAL

・ASPH

日中で明るかったのですべてF2に絞った。前回と同じく屋外でカレンダーの裏を写している。

●35mm/F1.4ASPH(F2) - オート指定

S35mm14asphf2l1001819

●35mm/F1.4ASPH(F2) - ASPHERICAL指定

S35mm14asphf2asphericall1001821

●35mm/F1.4ASPH(F2) - 1st指定

S35mm14asphf21stl1001820

ちなみに、35mm/F1.4 1st球面も試写してみた。こちらはもちろん1stを指定している。

●35mm/F1.4 1st 球面(F2) -1st球面指定

S35mm141stf21stl1001823

ASPHの方は、オート指定6bit読み込みの純正補正より、1stをあえて指定した方が周辺の赤みは少ない。ASPHERICALを指定するとオーバーコレクションになり、周辺が緑がかってしまう。以上のことから、やはり35mm1.4ASPHの補正値はちょっとおかしいのではないかと思われる。

一方1st球面の方は、周辺光量落ちはASPHよりひどく残っているものの、補正はなかなかよくできていて色かぶりは全体に少なめとなっている。

 

2011年6月19日 (日)

ライカ M9 最新ファーム・テスト(Ver.1.162)

M9の新ファーム1.162が登場した。ライカフォーラムからベーターテスターを募ってフィールドテストを行った鳴り物入りのファームである。

売りは、広角レンズでのユニフォーミティーの改善、特にマゼンタ・シアン方向の色かぶりの減少が期待されるところ。

早速手持ちの24mmエルマリートASPH、35mmズミルックスASPH、50mmズミルックスASPHにて旧ファーム、新ファームの比較テストを行ってみた。壁に貼った白い紙(カレンダーの裏なので白さの均一性は完璧ではないが、テストの目的には十分と思う)を写し、C1でRAW現像(LCCはもちろんOFF)して、画面中央で白点設定している。

●24mm F2.8 V1.138

S24mm28l1001790

●24mm F2.8 V1.162

S24mm28l1001804

●35mm F1.4 V1.138

S35mm14l1001794

●35mm F1.4 V1.162

S35mm14l1001807

●50mm F1.4 V1.138

S50mm14l1001799

●50mm F1.4 V1.162

S50mm14l1001812

白い画面の撮影で、しかも画像を横600dotに縮小しているので、通常よりムラが見えやすくなっている。実際の写真撮影ではここまではっきりわからないと思う。

結果だが、見てわかるように、24mmと50mmは、はっきりと改善が見られるが、35mmについてはなぜか改善がほとんど見られなかった。50mmで改善されていることから、単なる広角のみのムラ補正精度向上ではなく、もっと本質的なCCD寄りのムラ改善が行われているのかもしれない。

いずれにせよ、前よりは改善しているものの、やはり国産一眼レフのレベル(ほぼ色はつかない、RGB値でプラマイ1以内の差)や、Capture OneのLCCには効果は及ばない。完璧な補正がしたいならC1はまだ手放せないと言うことだ。 

まあしかし、ライカにしては、これでもよくがんばった方かもしれない。24mm/50mmのレベルであれば実写で気になることはほとんどないと思う。ただ35mmのレベルでは、グレーの被写体などではマゼンタが見えることはあると思う。なぜ35mmで効果が見られないのか不思議なところである。

2011年5月 8日 (日)

M9用の24mmビューファインダー(C.ZEISSとライカ製D-LUX4用)

エルマリートM 24mmを持っている。このレンズ、M8購入時にいっしょに購入できたものだが、もともと非常に品薄気味なレンズだそうで、発注してから何ヶ月も待っている人も多いと聞く。ところがこのレンズ、今現在ライカのHPからは消えてしまっていた。いつの間にかディスコンになったようだ。

だが、24mmは新生エルマー(F3.8)と、ズミルックスがあるので、ラインナップとしては問題なく、ディスコンも当然かもしれない。なにしろ新生エルマーの性能は広角レンズの中でも出色ものの出来で、開放F値は暗いものの、同一F値の比較ではズミルックスより明らかに性能は上である。というより、ほとんどマクロレンズに近いほどの性能だ。

ということでディスコン品となってしまったエルマリートだが、これはこれで24mmとしては性能は非常によい方で、画面隅々まで高い解像力を見せつける。

で、この24mmをM9で使うには、外付けファインダーが必要だ。M8の時は24mm枠まではレンジファインダーに枠が表示されていた(32mm相当)ので必要なかったが、M9ではレンジファインダーの最広角が28mmなので、24mmは外付けに頼らざるを得ない。

純正のMシステム用外付けファインダーは最近金属製にリニューアルされ、以前のプラ製よりも質感は大幅によくなった。しかし値段も高く、新品だと8万円を超える。それに対し、ライカのコンデジラインのD-LUX4(パナソニックのLX3のOEM)のアクセサリーで24mmの外付けファインダーが出ていることに最近気づき、見てみたかったので、オークションで入手した。

今回、以前から持っていたコシナ製カールツアイスの25mm/28mmビューファインダーと、ライカ製のD-LUX4用24mmファインダーを比較してみた。

ライカ純正

ライカ製D-LUX4用ブリリアント・ビューファインダー

コシナ製ZEISSビューファインダー

ライカ純正の24mmファインダーは、国産高級レンズが買えるほどの高価格と、24mm自体レアなため中古市場にあまり出てこないことで、リーズナブルな価格での入手は困難である。あったとしても中古価格でおよそ5万円と思われ、やはり高すぎるのではないかと思う。

ということで、まずは外観比較。ZEISSは金属製で、D-LUX4は樹脂製。質感はあきらかに金属製のZEISSの方がよいが、D-LUX4用もそれなりに重さはあるし、樹脂自体は安っぽくはないので、それほど負けてないと思う。ZEISSは天面にZEISSの青いロゴプレートとT*の赤文字などが入っていて賑やかだが、カメラにつけると意外と品がなく見える。

Dsc_0668

D-LUX4用の方が、前から見たときの投影面積は小さく、長さは長い。

Dsc_0665

Dsc_0666

ファインダーの接眼部のレンズはZEISSの方が明らかに大きい。

Dsc_0667

接眼レンズはあきらかにZEISSの方が大きく、見やすい。またゴムがネジ式になっており、取り外せばコシナ製の視度補正レンズが取り付けられるとのことだ。D-LUX4用は普通のゴムが取り付けられているだけ。覗く穴も小さいが特に見ずらいということはない。

視野だが、ZEISSの方がファインダー倍率が高いので、視野も圧倒的に広く、視界も実にクリアである。T*コートが施されているようだが、その結果か、カメラのファインダーで見る像と同等以上のクオリティだ。だが樽型の歪みは若干残ってはいる。それに比べると、D-LUX4用の方は倍率が低いので、視界自体はZEISSに比べると狭く、普通のコンパクトカメラのファインダーの様だ。歪みは樽型でZEISSより多少多めだ。視界自体はクリアである。

両者で大きく違うのがアイポイントだ。

ZEISS製はアイポイントが短く、裸眼でファインダーにかなり目をくっつけても、一発でフレームを四隅まで観察するのは難しい。メガネをかけようものなら、メガネと目をすこしずらしたりしないと四隅の観察は無理だ。フレーミングに支障をきたすレベルである。そのかわり視野は爽快なくらい広いのだが。。   

D-LUX4用は、アイポイントが長く、裸眼でも一発でフレームが隅々まで見える。メガネを掛けていても同様に一発で隅々まで見渡せるので、フレーミングは明らかにD-LUX4用の方がベターである。

フレーム枠の精度だが、ZEISS用はもともと25mm用なので、ファインダーのフレーム枠よりかなり外側まで写ってしまう。それに対し、D-LUX4用はほぼ正確である。

ZEISS製はアイポイントの低さと視野の大きさが災いしてファインダーがコンデジで撮影できなかったが、D-LUX4用は撮影できたので、下記に載せる。ファインダーの四隅がラウンドしているあたりがなんとも昔のコンパクトカメラ風で、安っぽさを感じるところ。

Img_0356

このような感じにファインダーで見えているときにM9で実写すると下記のような感じになる。カメラは手持ちなので、不正確だが、感じはつかめると思う。

L1001784   

D-LUX4用については、かなり正確にフレーミング可能だ。

M9に装着したときは、両者の長さの差が顕著に出る。

Dsc_0659

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D-LUX4用は長く、マグニファイアーを付けたM9と同等位まで接眼部が突出するので、鼻の頭がボディに付くのを気にしなくても快適に覗くことが出来る。

Dsc_0661

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ZEISS製の方が大きく立派に見えるが、D-LUX4用の方がボディとの大きさのバランスはいいかもしれない。D-LUX4用もD-LUX4にとりつけると、大げさでかっこわるいという意見があるようだが、M9相手だとウェルバランスだと思う。

D-LUX4用をよく見ると、左にオフセットしている。これは、D-LUX4に取り付けたときのストロボのポップアップに干渉しないためらしいが、M9の場合もともとレンズとシューの水平位置関係からすると、右にオフセットさせるべきで、逆である。実際に純正の8万円のファインダーはそのようにできている。まあこのあたりは安いし専用ではないので仕方ないと思うべきだ。

Dsc_0671

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Dsc_0669

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まとめると、

●ZEISS製

○倍率が高く視野がとても広くクリアで爽快感がある。

○金属製で質感がよい。

×アイポイントが低く、裸眼でもフレームを一発で見渡すのが困難。メガネではさらに酷い。

×24mmレンズと25mmファインダーの1mmの差は大きく、フレームより明らかに外側まで写ってしまう。

●D-LUX4用

○アイポイントが高く、裸眼でもメガネでもフレームを一発で見渡せる。

○長さが長く、ボディ装着状態で見やすい。

○プラ製の割には質感はそれほど悪くない。

×ファインダー自体の見えは普通のコンパクトカメラ並み。

ということで、お勧めは外付けファインダーの本来の機能面ですぐれるD-LUX4用だ。サイズやデザイン面でもM9によりマッチする。このファインダーはコンデジ用なので、数が出てるようで、時々オークションなどでも出品されており、2万円程度で入手が可能である。定価で買うとZEISS製と同等価格になり、しかもプラ製なので、ちょっと損した気分になるかもしれない。ちなみにD-LUX4用のファインダーの内側の枠は35mm相当なので、M8に24mmを装着した場合も使えると思う。